私がアメリカに留学して、一番驚いたことは、日本とアメリカの教育スタイルの違いです。
日本では、英語も含めて、教育全般が、暗記するということが重要視されていた気がします。私の場合、ビジネス英語を習得したいと思って、TOEICの勉強を、仕事の合間にしていました。TOEICの勉強は、とにかく単語や熟語を沢山暗記する必要がありました。
一方、私が通う語学学校では、宿題の中には、単語や熟語を暗記するものもあります。しかし、知識を暗記して終わりというわけではありません。その知識を使って、実際にプレゼンテーションしたり、クラスメイト達とディスカッションしたりします。そして、エッセイという作文を書いて提出する場合もあります。
私たちの語学学校の会話(conversation)の授業の中で、「あなたは、アメリカへの移民(immigrant)の流入に賛成ですか?それとも反対ですか?」というテーマでディベートするものがありました。
私自身、日本でトランプ大統領のニュースで移民問題を取り上げたものを見たことはありましたが、賛成と反対に分かれて討論した経験など全くなかったので、戸惑いました。
私の場合、反対と主張すると、賛成の人に個人的に恨まれるかもしれないので、自分の意見を曖昧にする癖があると、彼らと討論していて気づきました。
でも、それでは、アメリカや世界では通用しないと感じました。なので、彼らの前では、恐れずに自分の意見と、意見を持った理由をきちんと説明するように心がける様になりました。
アメリカ大学留学での気づきは色々あります。日本人では考えない様な考えをする留学生の友達が沢山いるので、彼らと接していると色々面白いです。